平均値と中間値の違い、説明できますか?

だいたい真ん中くらいの数値を求めたいとき、ほとんどの人が「平均値」を使うと思います。
テストの平均点、成人男性の平均身長、企業の平均年収など、平均という言葉は馴染みがありますよね。

でも、同じように真ん中くらいの数値を求めたいときに
「平均値」だけではなく「中間値」というものも存在します。
馴染みのない中間値ですが、平均値よりも適切な場合がありますのでご紹介します。

まず、皆さんに馴染みのある平均値は、「全部足して個数で割る」と出ますよね。

それに対して中間値は、データを大きい順に並べてちょうど真ん中に位置する値を指します。

平均値も中間値も、どちらも真ん中くらいの数値を表しますが、
ちょっとだけニュアンスが異なります。


仮に上の図のテストの結果で、ビリだったC君が猛勉強して25点⇒45点にUPしたとします。
すると平均の点数も62点⇒66点にUPします。

しかし、中間値を見てみるとC君の点数が上がっても55点のまま変わりありません。

平均値はすべてのデータが計算式に含まれるので「全体として」の動きがわかりますが、
中間値は、全体としての動きを捉えるのに向いていません。

中間値のメリットは極端に大きい数字や、極端に小さい数字を無視できる点です。

例えば、企業の「平均収入」は、一部の高所得な幹部陣のせいで上振れされているのが一般的です。

ちょっと例が極端だったかもしれませんが、
平均値と中間値で200万くらい離れたことがわかりますね。


出世できる人は限られているので、これから入社する人にとっては、”平均収入”よりも”中間収入”を提示した方が現実的で助かります。

会社の採用ページに載っている「平均年収」は、すべて「中間年収」に統一してほしいものですw


以上、平均値、中間値の紹介でした。
真ん中くらいの数字を出したいときは、平均値と中間値のどちらがベストか
ぜひ使い分けてみてください!